スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

ファミリーポートレイト

忠犬コマコの半生。


ファミリーポートレイト (講談社文庫)ファミリーポートレイト (講談社文庫)
(2011/11/15)
桜庭 一樹

商品詳細を見る



母マコとその娘コマコの逃避行。

第一部はマコとコマコが色々な街を転々と移り住みながら過ごしていく。
老人ばかりの村や、養豚場で栄えた町など一風変わった町で働くうちにマコは老いていく。それに対しコマコは、本を読み、体だけすくすく育っていく。

第二部はコマコのその後。
幼少時代の思い出を元に作り話を紡ぎ始めたコマコ。
それがきっかけで職を得たり、職を手放したり。


一部は、子供であるコマコの視点で進むため全体的にぼんやりとした印象を受けた。
性描写や暴力描写も割と出てくるのだが、それもどこかぼんやり。
全体的に暗いのだけれども、その暗さもいい意味で中途半端というか、押し入れの中に隠れた時の落ち着くような暗さ。


対して二部は、両極端。
コマコが大人になって現実的な感じにはなるのだが、たまーにマコの幻覚や人格? が混じってきたり、創作者の苦悩が散りばめられたりと、とっ散らかった印象を受けた。
ただ、「文学に眠る」の小話は非常に楽しく読めた。特に後の「哲学の娘」がお気に入り。
スポンサーサイト

コメント

非公開コメント

プロフィール

あかしあ

Author:あかしあ
本とか読む人。
あとはゲームやらしてます。

Twitter あかしあ

検索フォーム

ブロとも申請フォーム

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。