四季 春夏秋冬

真賀田四季の半生を追う連作。


四季 春 (講談社文庫)四季 春 (講談社文庫)
(2006/11/16)
森 博嗣

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四季 夏 (講談社文庫)四季 夏 (講談社文庫)
(2006/11/16)
森 博嗣

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四季 秋 (講談社文庫)四季 秋 (講談社文庫)
(2006/12/15)
森 博嗣

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四季 冬 (講談社文庫)四季 冬 (講談社文庫)
(2006/12/15)
森 博嗣

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春は、四季の幼少時代。
時系列としてはちょうどVシリーズの終了ごろのお話。
幼い頃から天才として扱われた彼女と、透明人間だという少年の物語。
密室殺人も出てくるが、さして問題じゃない。

夏は、四季の思春期ごろ。
すべてがFになるで語られた四季の過去にあたる部分。
今まで曖昧であった四季と親族の関係がピックアップされている。

秋は、捩れ屋敷の利鈍後。
犀川と西之園が僅かなヒントから四季を追いかける。
その裏ではVシリーズの人物もちょこちょこ登場。
また、犀川と西之園の関係に進展があるが、なんかいつもどおりもやもや。

冬は、秋よりもさらに未来。
四季にとって時間という概念は無く、すべてが現在。
回想や、現実や、なんやかんやが入り混じりながら四季の内面を探っていく。


外伝ということもあってか、様々な秘密が明かされている。
特にすべてがFになるに関する部分の複線回収などが美しい。
また、今後の物語にも絡んでいきそうなパーツもちらほら見受けられた。


文章としては四季の思考が詩的で印象的。
しかし、抽象的過ぎる気もする。
和やかな部分での会話は、いつもどおりのユーモアが炸裂していて安心して読めた。
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