屍者の帝国

奇蹟の合作



プロットと試し書きを残して旅立った伊藤計劃の作品を円城塔が引き継いだ小説。


十九世紀末、屍者を復活させ道具として操る技術が発展した世界でのお話。
主人公であるワトソンは、ひょんなことから大学の教授であるジャック・セワードと、さらにその師であるエイブラハム・ヴァン・ヘルシングから『M』という人物を紹介され、政府の諜報機関に引き込まれる。
Mからワトソンへの依頼は、アフガニスタン北方にある臣民が屍者のみで構成される屍者の帝国」を調査することであった。


そこから繰り広げられる、SFとういかエンタメというか。重い感じはするけれども基本は、娯楽小説なんで楽しく読めます。
特徴としては、シャーロックホームズシリーズや、、ドラキュラ伯爵、カラマーゾフの兄弟などの登場人物や実在の人物・団体がもりもり出てくる所でしょうか。読む人間の教養力が試されます。知らなくても十分楽しいが知ってた方がより良いかも。


内容的には、最終的にいつもと同じ意識とか魂の話に落ち着く。3回連続これかって思ったけど、今回はまぁ違う人かいてるから仕方ないね。
内容的に、作者2人というか、円城塔の想いが込められまくった感じになっています。


あと、最後のオチはちょっと良かった。まさかこの男がきてくれるとはッッ!!
スポンサーサイト

コメント

非公開コメント

プロフィール

あかしあ

Author:あかしあ
本とか読む人。
あとはゲームやらしてます。

Twitter あかしあ

検索フォーム

ブロとも申請フォーム