ダブルクロス The 3rd Edition

それは、裏切りを意味する言葉――。




世界観的には、所謂現代異能モノを行うためのシステム。
「ブギーポップシリーズ」や、「レベリオン」、「レジンキャストミルク」に「疾走する思春期のパラベラム」とかそのあたりを再現できるといえば伝わるだろうか。
レネゲイドウイルスと呼ばれるウイルスに感染して能力に目覚めるという設定なので魔法とかそういう方向性ではない。
「とある魔術の禁書目録」より「とある科学の超電磁砲」的な感じである。

特に、レベリオンの影響を濃く感じる。
レベリオンという作品もレネゲイドウイルスに感染して能力に目覚めた者たちが戦うという話なので、ダブルクロスが好きなら読んで損はないかな。もう15年以上前の作品だけど。





感染により目覚める能力は様々で、肉体を変化させたり重力や雷を操ったりと異能モノの基本はしっかり押さえてある。
これらのクラス(作中はシンドロームと表現)を最大3つまで組み合わせキャラクターを作成。火力特化にするも良し、支援や情報収集キャラにするも良し。
めんどくさいならサンプルキャラクタも多数掲載されている。



システム的な部分で面白いのは判定方法。
ステータスの値+補正個分10面ダイスを放り投げて、クリティカル値より上のダイスを再度振り、それを繰り返す。
最終的には、振り直しした回数×10+最後の出目に固定値を加えた値が達成値となる。
なんか蠱毒を彷彿とさせるダイスロールである。スキル(作中ではエフェクトと表現する)の組み合わせ次第では、30個くらいダイスを振れるようになるのでジャカジャカとダイスを振りたい人にはこの上なく面白い。
そういうダイスなどを増やすためにいろいろなコンボを考えながらキャラクタを作成するのも楽しい。


また、セッション中にウイルスの浸食値というものがもりもり上がっていく。
上がると振れるダイスの数が増えたり、高性能なスキルが使用できるようになるのだが、セッションの最後にある一定数値を下回らなければそのままキャラロストとなる。暴走してそのまま闇堕ちしたとかそんな感じ。
強大な力を振り回すのは楽しいけれど程々にね、というとこか。



難点はオフラインだと10面ダイスがめっちゃ必要な点かな……。
キャラ構成によっては、30~40個くらい必要な感じ。
それを踏まえても現代異能バトルに触れ続けてきた自分には非常に馴染みやすいシステムでした。
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