ブギーポップ・アンノウン 壊れかけのムーンライト

「彼女のことを好きなら、君は世界の敵と戦わなきゃならないだろうね」
帯の通り、今回は若干の恋愛要素を含んだ新作。

ブギーポップ・アンノウン 壊れかけのムーンライト (電撃文庫)ブギーポップ・アンノウン 壊れかけのムーンライト (電撃文庫)
(2011/01/06)
上遠野浩平

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他の電撃文庫と一緒に並べられて、全く違和感が無い表紙。
右下が宮下藤花ってもう笑わないの頃と別人レベル。


中身の方、感想を。ネタバレしちゃったらごめんね。


主役は仲良し男子3人組と女子3人組
名前が秀逸ですね。的弓矢、百千万、上中下、雪月花。宮下藤花の字を見てて思いついたんだろうな、じゃあ、男子もそういうのでいこうかなーって、やっちゃったと予想。



女の子の1人が、世界の敵に気がついており、自らのMPLSを用いてそれを倒そうとする。ただ、その倒し方には問題があって、統和機構の合成人原や、我らがブギーさんに目をつけられることとなる。

彼女も、最初は世界も守るってシンプルな所から始まったんだろうけど、誰に気づかれず戦い続ける孤独に耐えきれなくなって、迷走してしまった。
世界の敵を倒すってのは、普通に人間からしたら非常に困難なんだろう。「世界の敵」の敵が務まるのはブギーポップのような自動的な存在が適任のようですね。



不可解な点は、なぜか途中で水着が出てくるところ。
なぜそこで脱いだのだろうか。

その情景には「不安定」という表現があったので、「完璧な物を許せない」人間に、その不安定な情景を見させ、「感動」を無理やり植え付け、ごっそり抜き取った? という仮説を立ててみたけど、なんかまだ割り切れないものがある。誰か教えて。



あとは、プームプーム。
アニメ版のパロディかオマージュかはわからないが、風船に子供は見た人にしか分からない小ネタ。



オルフェ以降、寂しげな終わり方ばかりだったので、久々にハッピーエンド気味なのが印情的。まわりカップル予備軍が出来ちゃって、1人取り残された彼はかわいそうでしたが。
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