折れた竜骨

理性と論理は魔術をも打ち破る。

折れた竜骨 上 (創元推理文庫)折れた竜骨 上 (創元推理文庫)
(2013/07/11)
米澤 穂信

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折れた竜骨 下 (創元推理文庫)折れた竜骨 下 (創元推理文庫)
(2013/07/11)
米澤 穂信

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剣と魔術とミステリーでお送りする本作。
ファンタジー+ミステリ+竜って聞いたので殺竜事件みたいなの想像してたら方向性的には当たらずとも遠からずといった感じか。竜要素は見当違いだったけど。

時は十二世紀イングランド。舞台は北海に浮かぶ2つの島、ソロン島と小ソロン島。
ソロン島に一般市民が住んでおり、小ソロン島には領主一家とその家来が住むのみ。
そんな閉ざされた小ソロンで領主が何者かに暗殺された。


犯人は、領主が殺された晩に、領主がその部屋に居ると知っていた者に限られた。
領主の館に居た娘と、家来。ソロン島の騎士。暗殺者を追って島にやってきた騎士とその従士。偶々島に来てた詩人。
そして、デーン人というソロンを追われた先住民族の侵略に備えて雇われた、どこかクセのありそうな傭兵たち。


領主の娘が、暗殺の真相に知るために、島へとやってきた騎士とその従士に同行しながら探偵するというのが大筋の流れ。
本作には「魔法」という概念が存在するので、不思議な現象も起きるのだが、そのあたりがアクセントとなり物語をより盛り上げている。


ミステリ部分以外にも、デーン人襲来の際の戦闘シーンは、嫌な感じの奴が妙に活躍してたりと熱かった。


古典部や小市民に比べると殺伐とした雰囲気であり、初のファンタジーということで読み始めるまでに時間がかかったが、上巻の中盤くらいから夢中になってしまい、最後まで一気に読んでしまった。
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