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月下の恋人 箱の中の天国と地獄

不思議な感じの短編集

月下の恋人 (光文社文庫)月下の恋人 (光文社文庫)
(2009/09/08)
浅田 次郎

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短編集なので気になったのをいくつか。

「告白」
今で言うツンデレのファザコン? な女子高生を描く本作。
義父に恋してるのを必死に隠し、義父のついていた嘘も飲み込む、そんな少女のお話。


「黒い森」
結婚しようとした女性に関して色々な人から色々言われる不思議な話。
最後まで不思議な話のまま終わる。選択肢が与えられない投げっぱなしのリドル・ストーリー?


「月下の恋人」
別れを切り出そうとする男とそれを拒み共に死んでという女。
そんな2人が心中しようと向かった先の海で見たものとは。
湿っぽい感じの設定なのに、妙にからりとしたこれもまた不思議な話。



生死を分かつ二つの箱

箱の中の天国と地獄 (講談社文庫)箱の中の天国と地獄 (講談社文庫)
(2012/12/14)
矢野 龍王

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ある施設で生活していた主人公。
決められた生活を繰り返す毎日であったが、ある日施設の職員が殺戮されてしまう。
その一方で施設で暮らしていた人間は般若のお面の男によってゲームに参加させられる。
ルールは簡単、閉じ込められている25階建の建物から脱出するのみ。
しかし、上の階に行くには各階に置いてる2つの箱の内1つを空けなければならない。
箱の中身は多種多様、全然脱出になさそうなアイテム、武器、コーラ、果ては人間、そして爆弾をはじめとするデス・トラップの数々。


とてもCUBE的な小説。閉鎖空間系デス・ゲーム小説とでも言おうか。
見えないルールを解き明かしながら出口を探していく点がすごく似ている。それもパズルのようなルール作りがRPGの謎解きみたいで面白い。

ただし、どうしても残酷なシーンを含むので嫌いな人はとことん嫌いだろう。
自分たちの世代の人なら、バトル・ロワイヤルに多大な影響を受けてきたので、まぁ、大丈夫じゃないかな。
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