追想五断章

語られぬ真実。
秘められた想い。


追想五断章 (集英社文庫)追想五断章 (集英社文庫)
(2012/04/20)
米澤 穂信

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なんとも特殊なミステリ小説。
小説を5作品探してほしいと依頼された主人公。その小説は依頼主の父親が書いたものであった。
依頼の小説を1作ずつ探し当てるごとに浮かび上がる依頼主の父親の過去。
5つの小説に秘められた真実とは?


5つの小説は全てリドル・ストーリー(結末の無い小説。女か虎か?、藪の中など)であり、作中作として実際に読める。そして、各小節の最後の1文を依頼主が持っているという不思議な設定。


古典部や小市民のような和やかな空気ではないが、おそらく日常ミステリの延長上にあると思われる。
しかし、そこに上記の作中作や、そこに秘められた想いを緻密に織り込んだ結果、本格ミステリ以上に読みごたえのある作品になったと思われる。



また、本編そのものもリドル・ストーリーっぽいのも印象的。
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