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昨日も彼女は恋してた 明日も彼女は恋をする

タイムトラベルは恋と執念で出来ている。

昨日は彼女も恋してた (メディアワークス文庫)昨日は彼女も恋してた (メディアワークス文庫)
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タイムトラベルものです。
仲違いしている男女がひょんなことから過去、それも仲違いが起こった過去にタイムスリップ。
案の定、タイムマシンは故障し過去にしばし滞在することに。
当時の自分達を見ながら、徐々に距離が縮まる二人。

そんな感じで「昨日は彼女も恋してた」はタイムトラベル青春恋愛小説です。

では、「明日も彼女は恋する」というと。
以降、ネタバレ全開。




























現在に戻るとニアが死んでいる。しかし、歩けるようになっている私。
一方で、マチが死んでいる世界で目を覚ました僕。
松平さんの手で再び過去に戻る僕と、現状把握のため島内を歩き回る私。


様々な疑問を残しつつ物語は進行し、最後に一気に明らかになる人間関係、時系列。
そして、全部読み終わった後に「昨日は彼女も恋してた」を読み返して初めて分かる文章構成。
完全に騙されました。


ニアとマチがカップルと思ってたんですが、そこが大間違い。
「僕」とマチが昨日は~のカップルで、軽トラで過去に行った方。
「私」とニアが明日も~のカップルで、デロリアンで「僕」をトランクに乗せて過去に行った方。


「僕」と「私」の視点が交互に出てくるも、その物語は全く別で時系列的にも一週間の隔たりがある。所々矛盾が出てくるのもそのためで、そのあたり含めて最後にビシッと繋がるのが素敵。賽銭とか、濡れて帰ってきたニアとか、誘拐騒動とか。


マチとニアのどちらか一方しか生きていけず、「僕」がマチを救ったため、ニアが死んだ。
それを覆すため、「私」がタイムマシンの研究を始め、と物語は堂々巡りなる可能性を含みながら幕を閉じる。
最終章は「D.S」つまりダルセーニョ。ダルセーニョがある所まで戻るという音楽記号。そして物語中に出てきたダルセーニョマークは……。


あとは最初のマチですね。
歩けないマチがいなくなってしまったということを、これ書いてる最中に気づいて急に切なくなりました。
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