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なるたる

大人のためのメルヘン、最初はそんな感じの話だったんですけどね。
むかーし人に借りて読んで、5年ほど探してついに購入しました。大人買いだぜ、えへへ。


なるたる 全12巻 完結コミックセット(アフタヌーンKC )なるたる 全12巻 完結コミックセット(アフタヌーンKC )
(2010/01)
鬼頭 莫宏

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偶数の巻の悲劇と言われるほどに、2冊に1事件が起きる物語。
人がグチャッとなったり、ビリッとされたりしても平気な人向けの漫画じゃなかろうか。
1巻の表紙はこんなにも希望に溢れていそうなのに。


絵はかなり繊細、男女共に華奢な体系が特徴。
竜のデザインは独創的で、非常にハイセンス。特にのり夫のヴァギナデンタータの中の胎児は鳥肌たった。
各キャラクタの動機やら行動についての説明があんまり無くて、キャラクタの表情、暗示的な描写などから読み手が色々推測したり、考えたりするようにつくられている。読み手によって解釈はご自由に、といったところ。


物語としては、スタンドみたいな生き物(竜の子)とであった少女が仲間と出会い、敵と戦ってーみたいな話であったが、読み進めていくうちに複雑な人間関係、特にいじめ問題や家族(親子?)のあり方へとシフトしていく。
また、登場人物の死亡率が異様に高く、死者の家族、周り人間のその後についても克明に描かれている。





そんなメッセージ性の強い鬱物語ですが、締めの一言も衝撃的。
「命は代替がきくから命たりえるんだから」
巻末の言葉も合わせて考えるに、かけがえの無い命なんて物はたいした物じゃなく、あなたの代わりが務まる人は大勢いますよってこと。
命というか、種としてはそれが正しい。生まれて、子孫を残して、死んでいくのだから代替がきかなきゃ問題だもの。


自分も絶え間なく動く生命円環の中の1つの命で、他の命とぐるぐる廻っています。
居なくなったら居なくなったで、他の誰かが替わってくれるんだから、もっと肩肘張らず好きなように頑張ろう、と思うのでした。
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