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デッドエンド 死に戻りの剣客 神のゴミ箱 ぼっちーズ



繰り返される生涯最後の決闘




時代は、江戸?の後期くらい。既に侍は形だけのものなった世の中で、剣に生きた男が主人公。
そんな彼には同じ道場で1度も勝てなかったライバルがいた。
そして今夜は、ライバルと真剣による決闘。あっさり敗れた主人公であったが、気が付くと決闘直前まで時間を遡っていた。

敵を討つまでいつまでも時間は巻き戻る。そんな男の奇妙な人生。


上記の話を含め5話収録。短編連作という形をとっているが、後半はそうでもない。
強くてというか、相手の手の内を知ってニューゲームを繰り返せばある程度、楽勝と思いきや……。

ここ最近読んだ入間人間の中で1番面白かった。




神(のゴミ箱)のお告げにより、退屈だった彼の人生は、ささやかに動き始めた。




いつもの名古屋の大学の近所のアパートで繰り広げられる人間ドラマ。

主人公の神(ジン)は不思議なゴミ箱、「神のゴミ箱」を持っていた。
そのごみ箱はなんとそのアパートの住人のごみを、集約するのだ。
神はいつものようにアパートの誰かしらが捨てる恥ずかしいポエムを読んでいたら、その中に自殺を仄めかすようなものがあって……?


さして親交の無かったアパートの住人がふんわりと関わり合うお話。
青春物語しつつ、恋愛しつつみたいな。全部読み終わった後に表紙見ると面白い。
クロスオーバーは色々あるが、未来を待った男が出てくる。




友達すら作れない僕にも、好きな人が出来た。




ぼっちが何人いても足されるわけではなくて、1と1と1なのだ。故にぼっちーズ。
本作は連作短編集となっている。それぞれの主人公は、やっぱりまたいつもの大学の生徒なのだが、全員もれなく友達がいない。
そんな彼らは校内で謎の保険医からある部屋の鍵を授かる。
それは、大学内にある用途不明の謎の部屋、通称「秘密基地」なのであった。
学校内で安息を得らえる「秘密基地」ではあったが、引きこもるだけでは何も解決しない。はたして、ぼっち達はぼっちを卒業できるのか。


それぞれの理由でぼっちになった若者が色々行き当たりながらもそれぞれの未来をゆるく捕まえる感じ。
色々伏線が張り巡らされており、最後の最後で全て繋がる系だ。
なんかこう読んでる間は手品を眺めてるだけなんだけど、全部終わってから読み直すと所々にタネがある、みたいな。


これもあの大学関連のクロスオーバーがいっぱい。小規模な自殺の2人とか。
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君が電話をかけていた場所 僕が電話をかけていた場所



私と賭けをしませんか?
恋が成就すれば、賭けはあなたの勝ちです。







顔の右側に大きな痣がある少年が主人公。
そのせいで彼は他人から偏見を持たれたり、気味悪がられたり、何より彼自身が自信を好きになれないでいた。


そんな彼がある電話を受ける。
その内容が冒頭の「私と賭けをしませんか? 恋が成就すれば、賭けはあなたの勝ちです」
彼は、かつて彼を痣ごと受け入れてくれた少女のことを想い続けていた。しかし、少女とは既に疎遠だった。
どうせいたずらだろうと彼は簡単に賭けに乗った。


翌日、彼の顔の痣は消えていた。
そして、久々に再開した少女の顔には……。




季節は、夏。登場人物たちも高校生という事でさわやかな感じになっております。
複雑なのは、状況と人間関係だけ。
青春恋愛ものって感じですが、たぶんサブヒロインの方に心惹かれる人が多数だと思います。荻上かわいいよ荻上。
というわけで、サブヒロインが多く描写される前半~中盤が好き。ラストはなんかうさんくさいけど、うーん。

君の名は。

まだ会ったことのない君を、探している



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話題のやつです。見てきました。

田舎に不満を持ちながら過ごす少女と、東京で暮らす少年が、週に何度か中身だけ入れ替わるというお話。
入れ替わってる間はお互い不自然にならないように様々な決まり事を定め、日記をつけることで記憶を継続し、お互いの生活を守ろうとするが……。


男女が入れ替わるのでね、なんか裸見て赤面するとか口調や行動が急変して周りがある程度戸惑うみたいなお約束のも多々あり。
そういった部分含めて、真新しさは一切ない。そこを踏まえたうえでの直球勝負が分かりやすく、広くを捕らえたのかなと思います。
さらに、特筆すべきは映像の美しさですね。空や自然の描写はもちろん、都会の街並みや人間の動きまで美しく描かれています。一瞬だけ映るキャバ嬢っぽい人が何気なく口に牛丼を運ぶ姿はただただリアルでした。


そんなモブや背景に負けないほど登場人物もパワフル。主人公・ヒロインはもちろんの事、バイト先の綺麗なお姉さんや学校の友人達もコミカルに力強く動き回ります。てっしーはいいぞ。
そういや、てっしーの部室にフレスコと村の人生とあとなんか置いてありましたね。


そんな感じでピュアな気持ちになりたいなら見ても惜しくはないんじゃないかなと思います。
物語が合わなくとも、映像見てるだけでも楽しいと思いますよ。


じゃあ、空白の後にネタバレであれこれ書きます。






























































one more time one more chanceを与えられて、それを物にした2人という感じ。
二人の勝因は、階段ですれ違ったことでしょうね。


入れ替わりに関しては、都会と田舎ではっきり分けたのが見やすくてよかったなと。はっきり都会・田舎と意識付けすることで時間に隔たりがあることをそらそうとしていたのか。
ただまぁ、OPで二人の成長過程が描かれた時点で男の方がやや背が低い背中合わせの絵を見せてからの本編だったので、なんとなく想定はつきましたが。
映画内ではふわっとしか触れられてない部分がある気がするので、小説も読んでみようかな。



やっぱ走るシーンですね。後半主人公たちが良く走ります。思春期の子たちが傷つきながらも走る姿は、やはり熱くなるものがありますね。一回転ぶも、手のひら中の起爆剤を得て、立ち上がり再度走る展開はただただ熱い。



あとは、奥寺先輩。肩出してやってくるも、途中で瀧の中身が違うと感じてかカーディガン来ちゃうとか、瀧の夕食の誘いを断るも後でギスギスしなように「またバイト」でと声かけるとか。
なんかこう、年上のお姉さんの集大成みたいな人ですね。高山では食ってばかりでしたが。



そして、てっしー。不本意ながら家業の圧力受け続ける男。彼はなんかこう色々したいことがあるのに、どうしようもなく田舎にとどまり続けなきゃいけないんだろうなーって所での例の爆破である。色々解き放たれた彼は輝いてた。
オカルト好きってのはまぁ物語の進行状、仕方ないよね。
最後、東京に進出してるのをちらっと出すのも良い演出だった。


演出といえば、やたらに扉の開け閉めの真横下目視点からのカットが多かった。
あれも何かしらの暗示かなぁ。


そんな感じでございます。ハッピーエンドだったので、何日も心にのしかかってくるものは無く、むしろ清涼感が残りました。
そのうちテレビとかでやるならもう1回見たいな。

双子の帝國 2

超科学力? 魔法?
誰も見たこと無い「戦争」を鬼才が描く!




光軍と全民党軍の戦争を描く本作。
けれど、主人公は買った女に呪いがかけられているので呪いを解くために魔女を探しているというお話。

今巻ではついに空飛ぶ重巡「高尾」が戦闘に。
それに相対するは、(防護巡洋艦かどうかは明記されていないが)「畝傍」。
空中軍艦通しの戦いが物語にどのような影響を与えていくのか。

前作ではあまりに見られなかった独特なデザインの機械や衣服が色々出てきますね。その辺もたまらない。

いたいのいたいの、とんでゆけ

「あなたにも手伝ってもらいますよ、人殺しさん」



大学4年生の引きこもりは、友人の死をきっかけに、かつて文通をしていた少女の事を思い出した。
しかし、その文通は彼が身勝手な理由で打ち切っており、それ以来連絡を取っていなかった。
けれども、友人の死を目の当たりにし、大切な人がいつまでも生きてるわけじゃないと悟った彼は彼女に手紙を送り、一方的に待ち合わせをした。
もちろん彼女が来るはずもなく、そのままやけ酒。更には酩酊状態のまま車を走らせ、少女を轢いてしまう。


少女は死んだかにも思えたが、無傷のままであった。
少女は言う、「死を先延ばしにしました」
なんと彼女は、自らについた傷を先送りにできる力を持っていたのだ。しかし、流石に死を伸ばすことは困難で、余命10日程度とのこと。
少女は、残りの余命で今まで自分を傷つけてきた人達に復讐するのだと言う。
これは、人殺しと復讐鬼の凄惨で、けれどもどこか温かい物語。



方向性は前作の三日間の幸福と同じなのだが、テイストが全く違う。
陰惨な描写がもりもり含まれていて、中高生位なら喜んで読みそうな感じだが、流石に多すぎて胃もたれ気味。
面白いけど、あんま人には勧めたくないかな。

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