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家庭用事件

こんなはずじゃなかった!?




いつの間にか装丁が変わってました。さよならtoi8。
今回は短編です。お話ごとにさっくりと。

・不正指令電磁的なんとか
理由あって冬に出るの直前位の話。まだ伊神さんが学校にいたり、葉山くんがかわいそうだったり。
トリックは、はーそういう事できるんだなーって感じ。知らない人は一生分からない系。

・的を外れる矢の如く
弓道部で起こった不思議な事件。的枠が盗まれてしまったが、そんなに高い品物でもないし、そもそも何の目的で……?
今巻の秋野さんはここだけです。

・家庭用事件
葉山家で起こった停電事件。まぁ、ブレーカーが落ちていただけだったのだが。
最後の、「優しくもないし健気でもない」を読んでから読むとまた色々見えてくる。

・お届け先には不思議を添えて
これ、なんかのオムニバスに収録されてたやつですね。読んだことありました。
辻さんもこれからちょいちょい出てくるのかな。
これも全部読んでから読むと面白い。

・優しくもないし健気でもない
色々と衝撃の新事実が明かされる一作。
ミステリというか、もっと別のところに焦点が当てられている。


最後の時点で冬という事は、柳瀬さんの卒業が控えているのだが、どこで区切るのであろうか。
できれば葉山くんの卒業まで読みたいな。
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リカーシブル

切ない。痛い。青春ミステリ。




とある地方に引っ越してきた母子家庭のの長女が主人公。
新しい学校に通いながら見えてくるのは、停滞した町の仄暗い希望である高速道路誘致と不思議な伝承であった。
そんな中で、主人公の弟が奇妙な事を言い始める。さらには、その言動をなぞるかのように事件が起こり始め……。


地方の閉塞感、村社会の横の繋がりとそこから外れる者への陰湿さ、あとは女子社会の微妙な空気感、そんな雰囲気を前面に押し出しつつ送られるミステリ。
中学1年生にしては聡すぎる女の子視点で進む。色んなものをクールに見ていく彼女ではあるが、のちのち明かされる彼女の状態を鑑みると仕方ないんでしょうね。そして、それ故の不安定さもちょこちょこある。
その辺があるからこそのラストシーンなのかな。



ミステリ部分は、なんか色々と粗というか盛大な突っ込みどころ々あるような気がします。
全体に漂うどんよりとした雰囲気とその中でなんとか立ち回る主人公を読む小説なんだと思います。

迷いアルパカ拾いました

疾走した女性の行方を握る鍵はアルパカ? ハムスター?
それとも?!

迷いアルパカ拾いました (文春文庫)迷いアルパカ拾いました (文春文庫)
(2014/07/10)
似鳥 鶏

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動物園ミステリー3作目です。


桃本・七森が帰宅しようと動物園を出ると、道路にアルパカが出現。何故こんなところに? と思いながらも捕獲を行う。

その一方で、七森の友人が行方不明になっていた。どこに失踪したかを調べるために友達の家に訪れると、鍵は開いており、ハムスターだけが取り残された状態であった。部屋を捜索すると、彼女の手帳が見つかる。そこには友達の日記が記されており、何らかの事件に巻き込まれていたことがわかる。そして、何故か手帳には楓ヶ丘動物園、主人公たちの勤める動物園のパンフレットが挟まれていたのだった。



2つの事件が進行し、最後に真相が明らかになるんですが、まぁ、何とも言えない現代社会の闇。
しかし、ここの動物園の職員は荒事ばっかしてる印象だなぁ。


あと、ミステリというよりも2時間刑事ドラマ系サスペンスに近いような気もしました。

つれづれ、北野坂探偵舎 ゴーストフィクション

見つけて探偵さん、館に隠れた嘘を。

つれづれ、北野坂探偵舎 ゴーストフィクション (角川文庫)つれづれ、北野坂探偵舎 ゴーストフィクション (角川文庫)
(2014/04/08)
河野 裕

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前作、前々作の表紙がBLくさかったせいか、今回は小暮井も登場。
作中でイチョウの木を見て、「秋には葉が落ちて大変です」という記述があったにも関わらず表紙は秋のようです。


前作で解き放たれた雨坂ノゾミが登場。なぜか小暮井に憑りつく。
そんな異変の中、佐々並はとある小説家から依頼を受ける。その内容は、館のどこかにあるという姉が書いた絵を探してほしいというもの。
奇しくもその館とは、過去に起こった事故の際に訪れるはずの館だった。

今回は無事に館に着き、絵を探そうとするも、その小説家には別の悩みもあって……?



今回はかつて館で起こった出来事と館に住んでいた人たちの関係を整理していくというお話。
他の小説家が登場することで、続のぶっちぎり感が増したような気がする。


紫の指に関してもぼんやり情報が入ってきて、少しづつ縦のお話が盛り上がってきそうな感じか。

つれづれ、北野坂探偵舎 著者には書けない物語

「どうなっても知らねぇぞ!」「それを決めるのは私ですよ」

つれづれ、北野坂探偵舎    著者には書けない物語 (角川文庫)つれづれ、北野坂探偵舎 著者には書けない物語 (角川文庫)
(2013/12/25)
河野 裕

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元編集者探偵兼カフェのオーナー佐々波と小説家雨坂が送る、ちょこっとファンジー系日常ミステリ。


ユキが進学した大学にある劇団ラバーグラス。
ラバーグラスは、新入生歓迎会でラバーグラスの創始者にして既に故人である宵野ランの遺作を舞台で演じようとする。
しかし、劇の練習開始後、複数の人間が幽霊を目撃したという。正に、その宵野ランの幽霊を。

また、遺作にも問題があった。
5つの章からなり立つ劇ではあるが、どういう順番で進行するかは不明であるという。
また、1つだけ白紙の章があり、それを創作して脚本を完成させなければならない。


今回も、前作と同じように推理するのではなく、編集者と議論し、物語を作り上げ、現実に歩み寄っていくという形で謎を解き明かすという不思議な形式。
ミステリと言っても、トリック類は一切ない。
今作では宵野ランの想いを読み説くだけである。だけど、心が少し暖かくなる、そんな物語。


少しだけ佐々波・雨坂の過去が明らかになる。海岸の地縛霊ノゾミのことも。
エピローグで少し物語が進行したので3月発売の3巻が早く読みたい。

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