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オデッセイ

70億人が、彼の還りを待っている。




マーク・ワトニーは、宇宙飛行士。火星で他のクルーたちと船外活動をしていたが、突如現れた嵐で避難を余儀なくなれる。
嵐は強まる一方で、船長は火星からの脱出を決断。ロケットへ向かうが、不慮の事故だけワトニーだけ吹き飛ばされてしまう。
嵐の中の捜索は困難と判断し、脱出艇は宇宙、そして地球へと帰っていった。


しかし、ワトニーは生きていた。火星に1人で。
次に火星に人類がやってくるのは数年先。残された物資をもとに、過酷なサバイバルが始まる。



残された物資はもともと火星に長期滞在するための物だったので、そこそこ豊富。
それらを利用し、水や食料を確保し、さらには簡単な機械などを作り上げる。当時、火星で鉄腕DASHとか言われたけど、まぁ、大体そのとおりである。



何度も、何度も何度も絶望的な状態に追い込まれながらも、必死に生き延びようとするワトニー。
常に前向きなワトニーを誰もが応援せずにはいられない。
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Black & White

史上最大の職権乱用





ずっとコメディのとこにあると思ってたんだけど、アクションの列で見つけました。
見て納得……かなぁ? コメディでいいと思うんだけど。



タックとFDRは、CIAのエージェント。でも、任務に失敗して事務所謹慎を言い渡される。
そんな中、ひょんな事からローレンという同じ女性を好きになってしまう。
一応、2人でこの恋に関して互いに邪魔しないなどの紳士協定を結ぶのだが、CIAエージェントの力を駆使してローレンの行動を個人情報や監視を行ったり、露骨に妨害をしあったりするのであった。


CIAのエージェントってことでアクションシーンもちょいちょい挟むものの、基本的にはラブコメですね。
スパイのようなカッコいい動きもありますが、意中の女性の家へ忍び込んで盗聴器しかけるとかそんな感じ。
部下も明らかにこれ私用だよなと気づきつつも協力してる感じが面白い。


一方のヒロインも曲者。結構真面目なんだけど両方から熱烈にモーションをかけられて二股になりつつあるのを悩んだり。
それを友達に相談するんだけど、その女友達がやたら下ネタばかりで騒ぎ立てたり。この女友達が一番ぶっ飛んでましたね。


軽くて、楽しくて、程よく刺激もあって、いい娯楽映画じゃないでしょうか。

魔法にかけられて

それは、ディズニー史上最も“アリエナイ”魔法




おとぎの国で暮らしていたジゼルは、王子さまに出逢い、その日のうちに結婚を決める。
しかし、その国の王妃が自らの地位を奪われること危惧し、ジゼルを「「永遠の幸せなど存在しない世界」へと突き落としてしまう。
その世界とは、現代のニューヨークであった。

大都会で迷子になったジゼルを助けたのは、バツイチ子持ちの弁護士。
おとぎの国感覚のジゼルに参りつつも、少しづつ打ち解けていく。そんな中、おとぎの国から王子様がジゼルを助けにやってきて……。


冒頭のおとぎの国部分はアニメーション、現代ニューヨーク以降は実写と変則的な構成。アニメーションだとリスはしゃべるけど、実写だと喋れない。そんな感じ。
細々としたところで、過去のディズニー作品のパロディが取り入れられている。また、チョイ役などには過去作品の関係者が配役されていたりする。あと、アナ雪の主題歌を歌う人が脇役で登場している。全く歌わないけど。
お掃除のシーンと、中盤のセントラルパークでのミュージカルっぽいシーンが好き。後半の展開も熱い。


所々、引っかかる部分もあったが、特典の間引いたシーン集で保管されている。テンポ重視とのことだが、疑問を残させる位なら全て入れておいていいんじゃあないかなと思う。
あと、同じく特典のリスの小話が超いい加減で面白かった。

クロニクル

これをYoutubeにアップしても、誰も信じてはくれないだろう。
でも、この映像に映っているのは、僕たちに起きた出来事なんだ。



アンドリューは、ハイスクールに通うナードな男の子。父親は、朝から飲んだくれる酔っ払い、母親は病で床に臥している。
唯一の楽しみは、ビデオカメラで自らの生活を撮影すること。
ある日、従兄であり唯一の友人であるマット、学校の人気者スティーヴと共に謎の鉱物に触れてをサイコキネシス能力を手に入れてしまう。


超能力といっても、最初はボールを使って遊んだり、女の子のスカートをめくったり。マーケットでいたずらしたり、更には少し力を使いすぎて他人を傷つけることもあった。
その後、物だけでなく自らを動かすことを覚え空をも自由に飛び回れるようにもなる。


自分に自信がないアンドリューも、マットやスティーヴとの交流、そして何よりサイコキネシスのおかげで自信を得つつあったが……。




素晴らしい青春映画でした。


前半は、超能力を手に入れた男子高校生の日常。超楽しそう。
自由に空を飛んだり、空でキャッチボールをしたり。その夜も、修学旅行の夜みたいで良い。
そして、中盤から後半の展開も一期に引き込まれる。なんとなくドラゴンボールZっぽいアクションを感じた。


あとは、映像の見せ方も特徴的。
アンドリューがカメラオタクということもあり、常に何らかの映像視点である。最初はアンドリューが手にもって撮影していたが、サイコキネシス取得後は、ファンネルみたいにカメラを遠隔操作するために、不思議な視点からの撮影状況もちょこちょこある。
中盤からはアンドリューの心境や諸般の事情から別の人間がアンドリューのカメラを撮影したり、撮影するカメラ自体が移り変わったりと、とにかく何かしらからの「映像」という形をとる。


前半は、アンドリュー視点が多いため、マットやスティーヴと友達になったかのように感じられるのが良い。感情移入しまくりである。
また、撮影者がずっこけたり、カメラが放り出されたりすると景色がぐるぐる回るのは映像という形式ならではのギミックだ。落下系は臨場感がある。



色々と賛否両論ありそうな内容ではあるが、非常に楽しめた。
10代に、特にスクールカースト下位系に楽しめる、そして得られるものがあると思う。
いじめられっ子の親友になりたい人や、いつかお父さんになる予定の人も見ておいた方がいいかもね。

続編も予定されているらしいのでちょっと楽しみ。

コンテイジョン

恐怖はウイルスより早く感染する。




パンデミックとそれによるパニックを描いた作品。


ある女性の死を境に世界中で頻発し始めた謎の疫病。
致死率は25%であり、何より感染から発病、そして致死までの速度が異常に早い。
そんな病原菌に立ち向かう医療関係者、ウイルスに怯える市民、そして混乱に乗じて稼ごうとする男の群像劇。
ウイルス怖いの半分、そのパニックに乗じて暴動を起こす人間怖いの半分みたいな感じ。



視点的には大きく分けて3つ。医療班、旦那さん、ブロガー。


ウイルスはどこからやって来たかを特定しつつもワクチンを作ろうとする医療班。
自ら危険に晒されつつも、世界各国に飛び回り人々を救おうとする姿が凛々しい。


最初の病死者の旦那とその娘。
映画開始時に妻と子を無くすも自らは病気にかからず生き延びる。その後、旅行かどっかに行ってた娘をウイルスに感染させないため、ひたすらに守り続ける。
彼の場面では、ウイルスの進行と共に町が荒れていく様子が描かれていく。


そして、フリーのブロガー。
ウイルスに乗じて一儲けしたいのか、有名になりたいのか。ネットを利用して、民衆を煽っていく嫌なやつである。



全体的に何となくお洒落さが漂う映画であった。落ちもシニカルでよい。
何かしら起こった時に表に出るのはやはり自分の事。偉かろうが、貧しかろうがあまり変わりはない。
でもまぁ、正しい行いをしていればいつかそれは報われるのかも知れない。それが、傍から見れば愚かな行いだったり、ルールに反しているかもしれないけれどね。逆もまた然りだが、意外とそうとも限らない。


あと、手はきちんと洗おうね。

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